Ayasan Service の伊勢です。今回はタイ・バンコクでのメイドさん・ベビーシッター事情についてレポートしようと思います。まず人材のボニュームについて、主なトラブル、雇用の成功法について伝えたいと思います。
現在タイ、バンコクにてブルーカラー人材の採用は年々困難になってきているのは事実です。タイの失業率は一貫して1%前後をであり完全雇用に近い状況であります。大半の失業者は新卒の人材でありホワイトカラー希望で職種と希望職のミスマッチが起こっているのが要因です。ブルーカラー職についてはタイは現在外国人(ミャンマー・ラオス・カンボジア)に頼っているのが現実であり要するに外国人の人材がいなければこの国は立ち回らないということです。 メイド・ベビーシッターについての人材統計だと、50% ミャンマー人、20% タイ人、 20% カンボジア またはラオス人、残り10%がその他(フィリピン人など)となっております。タイ人については年々減少している傾向にあります。今後は工場・保育、介護人材、医療人材で人手不足が深刻化は確実でしょう。メコン地域国の人材の流動性をさらに高めるのが必須ですがASEANの都市間にて人材の取り合いがすでに始まっております。マレーシアは結構深刻です。シンガポールはロボット代用を急速に始めてます。シンガポールの様にロボット代用しようとなりますがこの地域ではまだ人材コストの方がロボットコストより低い点があるので一概にロボット導入は先進国の様に進まないかもしれません。ロボットの大量生産にてコストが下がれば話は別ですが。。。下記に2017年度現在の家事・育児人材の給与詳細
メイドさんを雇うとなると盗難の心配をされる方がほとんどだと思います。この問題は98%型起きないのですのです。なぜかというと、彼女達はバカではありません。泥棒というのは自分の正体がばれているのに泥棒はしません。誰かわからないから泥棒行為をするのです。ID コピーを正しくコピーしていればこういった問題は起こる事はないのです。例えば、自分の名前はユキでこれがIDコピーです家の物を盗みますなんていう泥棒はいませんよ。盗難よりトラブルが多いのが意見の食い違いからの不仲です。これは他人ですから夫婦間や会社間、友人間でもあることです。80%はこの問題から雇用失敗が起きてます。そこで事項ではどのように雇用をうまくするかの説明をさせて頂きます。
メイドさんがすぐ辞めてします!、良い人が見つからない!、どいつもこいつもダメ!みたいな事を言ってる方は注意です。この場合雇用者が管理能力が備わっていない場合があり、そもそも日本人特に専業主婦の方で外国人の部下を管理した経験がある方はほとんど居ないと思います。外国人の管理、ましてやブルーカラー職の方の管理は非常に大変です。普通の法人(マネージメント力のある団体)でさえ苦労している課題です。そのため自分の思う通りにいかない、使えないとなり、即刻クビにするなんて話もよく聞きますがこんな事は管理者・雇用者としてあってはならない事です。まずメイド・ベビシッターの方々(経験があったとしても)は各家庭違ったニーズがあるため少なくとも2日から3日の適用期間が必要です。この時に注意する事は多くても注意点は1日3個までで要点をまとめる事。長くネチネチと仕事説明をする事はまずやってはいけない事です。仕事のミスについてもある程度寛容なる事であり、ルールについては柔軟性が大切です。日本人の方で多いのがこの柔軟性に欠ける事です。これがルールだから、そうしなさい、あーしなさいとはダメな管理者の典型です。柔軟・簡潔・寛容(私たちはJKK管理と称しております)は長く従業員の方に働いてもらうための必須のテクニックです。彼女達も雇用主の方を非常によく見ております。彼女達に好かれれば非常に柔軟によく働いてくれます。好かれるボスを目指しましょう!!!
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